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茨城大学

「地域サステイナビリティの実践農学教育プログラム」
―インドネシアでサステイナビリティの実践農学を学ぶグループ実習

  • 11. 住み続けられるまちづくりを
  • 13. 気候変動に具体的な対策を
  • 17. パートナーシップで目標を達成しよう
  • 2025年2月 7日
    • CRD
    • サステイナビリティ学
    • 国際交流
    • 農学研究科
「地域サステイナビリティの実践農学教育プログラム」<br>―インドネシアでサステイナビリティの実践農学を学ぶグループ実習

 茨城大学は、サステイナビリティ学の国際的な拠点となることを目指して、アジアの複数の大学と連携し、気候変動に対するレジリエントな開発(CRD)のための研究?教育の活動を加速させています。

 この取り組みのひとつが、2007年度から大学院農学研究科で実施している「地域サステイナビリティの実践農学教育プログラム」です。

 コロナ禍前の2019年度までは、日本人学生がインドネシアを訪問して行う「サマーコース」と、反対にインドネシアの学生が日本に来て行い「ウインターコース」という相互短期研修を中心に構成されており、中でもインドネシア?ボゴール農科大学で開催される「サマーコース」は、ASEAN地域の大学との教育交流の基盤となりました。

 コロナ禍による休止を経て、2023年度は事前のオンライン研修とボゴール農科大学での現地実習、事後の研究交流を組み合わせた新たな形で再スタートしました。現地実習では、日本の他大学の学生や他国の教員?学生らとグループを組み、いろいろな農業の現場を回ってフィールドワークに取り組みます。参加した学生は、そこで感じた課題や問題点をまとめ、発表するという経験を通して、専門知識だけでなく、多様な人々と協働して課題解決をしていくための表現力やコミュニケーション力を磨いています。

 茨城大学では、こうしたASEAN地域の大学との連携による国際教育プログラムにより、幅広い知識?研究開発能力を備え、地域や国際社会で自立的に問題解決ができる力を持った人材の養成を目指しています。

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